こんにちは。今回で最後かもなこのブログなのですが・・
こちらは載せなくてはということで、!!!ブログをアップします。
2021年に入ってから万年橋駐車場6階の空いていたテナントスペースは、大学生の方々が部室として貸利用していたのですが、聞いてはいたものの、今まで見に行く機会もなかく、どうなっているのかな〜と気になっていた場所でした。
そして今年7月に基生さんが亡くなってからは田町パークビルが新体制になったことで退去を命じられ、10月いっぱいでこの場所を出ることになったとのこと。。。
そんな場所を今からご紹介できたらと思います。

写真奥の毛糸あたりは、タフティングという技法でカーペットなどを制作している方の場所だそうです。タフティングというのを知り、材料を全て自分で作ったり購入したりして、制作に励んでいるのだそう。できてるっぽいものがポロポロ床に置かれていましたが、形や色の組み合わせが可愛かったり、なんだか面白かったりと楽しいものたちでした。
インスタグラムアカウントはこちら→ @madebyuno_
*ちなみに、タフティングとは、パネル張りした生地にタフティングガンという機械によって、ガンガン針(ニードル)をミシンと同じ原理で、毛糸を植え込んで行くというような作業をするそうです。タフティングガンの普及によってラグやカーペットが気軽に作れるようになったそうで、最近では海外の画家が絵を描くようにタフティングガンを持って、作品作りをするのが流行っているのだそうな。。
確かに、インスタグラムで#タフティングと検索をかけると世界中の人が発信しているラフティングの様子が見られます。
他にもプロジェクターが置かれていて、こちらも映画を見たり、ゲームをしたりしているそうで、部室的だな〜羨ましいな〜このマインド感!
賽銭箱とか設置されていたり・・・
これら写真に写っているボードや付箋は、これからこの場所をどうやって稼働させていくかを話し合いしていた最中だったようです。
自分たちがしたいことしかり、この場所があるからこそ、街にどう関わっていくかなどすごい色々話し合っていた痕跡が。
そういう街に出てきてくれた若者たちにあっけなく退去を命じるのはなかなか勿体無いな〜と。浜松に残る、貢献するかもな若者を逃した感ありますよね。。

この場所はこの日初めて入らせてもらったのですが、中心の福井くんに色々と話を聞けて、自分たちのことだけじゃなくて、すごいいいな〜と思うことばかりで、
こういう場所を提供した元社長の基生さんはつくづく街中然りゆりの木通り然り万年橋を面白い場所にしてきた方だったな〜と。
私がこのゆりの木通りに関わり始めた時、街中の「隙間(というと語弊があるかもですが)」みたいな場所を貸してくれる人や場所があったけれど、今は持ち主が変わったり、解体されたりと、「空き地ってなくなったよね?」みたいな感じでこの10年の間に変わってきているのは肌で感じていました。この場所もそういう意味で他と足並み揃えてなくす、正す?方向で動くことになるとは考えてもいなかったので、まだ不思議な感じがします。
街中が面白いなと思って関わってきた身としては、街の面白みを担ってきた場所がなくなるのは寂しい限りです。
と、そんなグチグチしたことではなく、
彼らの残されたこの時間中に企画を隔てているそうで、(本当はもう少し時間があればいろいろ面白いことを万年橋然りゆりの木通りに仕掛けていってくれたのだろうに・・・)
万年橋パークビルのこれまでの軸席たどるためにもすごくいい機械だと思い、陰ながら応援したいなと思っています。
なので、また彼らがすることがあればこちらでお知らせできたらと思っています。
もうしばらくお付き合い願います。
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